インテリアトレンド2019秋 ロンドンより
キーワードはガーデン

秋のロンドンはアートとデザインのフェス、展示会が続々と開催されます。
今年は9月、10月とロンドンの展示会をたくさん見てまいりました。
やはり傾向というのがありますね。さてその中から、

今期は  ガーデン

 

london2019

グリーンというトレンドはここしばらく続いていますが、今年は特に、花、草木。
柔らかさ、心地よさ、温かみ

チアフルで心がなごむ場、のような傾向

会場には、インスタレーションスペースやVIPラウンジ、カフェなど、その年のトレンドを反映したセッティングの場がありますが、そこにはっきり表れていますよ。

london2019

london2019

壁や天井の色の使い方、どこに目を向けても入ってくるチアフルな色、グリーン、フラワー
さすが、絶妙です。

やはりこういう場は落ち着くのか、私もついつい長居してしまいました。

イングリッシュガーデンで知られるとおり、イギリスでは愛しまれ、大切にされてきたもの。
そのイギリス式は、植物本来の自然な姿を重んじる独自のスタイルなんですって。

 

なるほど~。
V&Aミュージアムでブリティッシュロココを見たときを思い出しました。

ロココ様式がフランスから入って、イギリスで独自のスタイルへと発展しましたが、ロココモチーフのつる草、貝殻、波しぶき…そのどれだったかは定かではないのですが、あるがままに盛り盛りに装飾されていまして、

ん?? 自由すぎてよくわからない状態に(笑)

歴史の先生がおっしゃるには
イギリスには歴史的に自然本来の姿を美しいとする概念があり、ロココらしい優雅さや繊細さより、それが勝ってしまったと。
イギリス人はロココは得意じゃなかったそうです(笑)

ちょっと余談でした。

 

トレンドには社会的な背景が少なからず反映されますが、ガーデンに表れているものって、
アイデンティティ、心安らかな時間・・・
これって、今まさにイギリスが求めているもの?

ガーデン、昨年にはない新しさの一方で、どこか本来の場所に戻ってきたような安堵感。
サスティナブルや、人間的な温度感、
こういう空気感は全体を通して感じます。

ということで、ロンドン2019秋、もっともよく表れたトレンドでした。