住み手らしさとセンスを感じるコーヒーテーブルブックを添えて
コーヒーテーブルブックと聞いて、わかる方はかなりのインテリア好きですね。
ヨーロッパではよく使われるインテリアアイテムの1つ、
その名のとおり、リビングのコーヒーテーブルに置く本のことです。
ちなみにコーヒーテーブルとは、
リビングテーブルやローテーブルとも言われる、ソファの前にあるテーブルのことです。
目がいくポイントなので、お花や小物をアレンジしたりして、リビングの設えとして心を砕くところです。
さてコーヒーテーブルに置く本、
インテリアの一部となるため、表紙の色やデザインが重要です。
でも、よく本棚を見ると、その方の関心事や経験、どんな人生を過ごしてきたのかも表れると言いますね。
コーヒーテーブルに並べる本は、そんな住み手を表すものであり、
家に来たゲストとの会話を広げてくれるものでもあるのです。
どんなふうに選ぶかというと、
表紙から伝わるテーマに住み手らしさがあるか
装丁の色やデザインがインテリアに合っているか
サイズや厚みのバランスがいいか
こんなことを考えて選びます。
手持ちの本で条件にあうものが見つからないと、新たに選んで買いますが、
デザインや大きさという点も含めて見つけるのは結構大変なもので
だいたいはインテリアブックを専門にしている古本屋さんを頼っています。
使われ方をわかっているのでとても助かっています。
こちらはパリのホテルを訪れたときの写真
とても印象的なコーヒーテーブルブック
あるとないでは、インテリアがまったく違います。
クラシカルな内装に、家具や調度品ひとつひとつが選び抜かれていて、
コーヒーテーブルブックがなくても、大変素敵なインテリア。
ですが、さらに思い切った色使いの本を置いたことで、素敵だけで終わらない、個性や面白さをぐっと引き上げています。
まるでアートのような効果的な選定、これはかなり上級編ですね。
全面に本が並べられて、もはやコーヒーを置くこともできませんが、
それはそれでいいのです。
使うときは何冊か避ければいいですし、
実用には別にサイドテーブルを置きます。
リビングのセンターに、素敵な表紙のハードカバーブックを1冊
これだけで意外に部屋が変わります。
まずは試してみていただけたら♪