Philosophy

「ここがいい」と思える、ただ一つの居場所を

自分らしくいられて、心から「ここがいい」と思える空間ができたとき——
お客様は本当に嬉しそうな表情をされます。
形になっていく過程にワクワクし、完成の喜びを分かち合えること。
それが、私にとって何よりの喜びです。

Entre Deuxは、そんなお客様にとっての「ただ一つの空間」をお届けしたいと考えています。

ヨーロッパでの生活を通じて、人々がデザインを楽しみながら暮らす姿に、人生そのものを愉しむ豊かさを感じました。
日本ではつい機能性が重視されがちですが、一人ひとりの暮らしがより豊かになるように——
そんな思いで、日々取り組んでいます。

 

Profile

菅原貴美子   Kimiko Sugawara

住空間インテリアデザイナー
Entre Deux 代表
1973年東京都生まれ、立教大学経済学部卒業

幼い頃から建築に憧れ、住宅メーカー勤務や建築学校を経て二級建築士を取得。しかし30代で長く闘病や不妊治療を経験し、しばらくキャリアを離れることに。そんな折に出会った「40歳から夢をかなえる」という言葉が再出発のきっかけとなり、働ける環境を模索する中でインテリアの道へ進むことを選ぶ。

当初インテリアを表面的に捉えていたが、幅広いアイテムやマテリアル、その扱い方や技法、事例を学ぶうちにその面白さに惹かれ、次第にのめり込むようになる。
実際にお客様と向き合うなかで、自分の感性を活かせる手応えを感じ、3年間で約60件の案件を担当。「早く帰りたくなる」「家にいることが幸せ」など、多くの喜びの声をいただき、インテリアが人の心を動かす力を実感する。

一方で、感覚に頼った提案には限界を感じ、インテリアを理論的かつ総合的に理解したいという思いが芽生える。ヨーロッパとの二拠点生活を機に、欧州デザインへの関心も高まり、ロンドンで活躍するインテリアデザイナーのもとで本格的に学ぶ機会を得る。デザイン史やトレンド、スタイル、マテリアルなどを体系的に吸収し、デザインセオリーを理解。また、プライベートではヨーロッパ19か国を巡り、多様な生活様式やデザインスタイルに触れることで、感性と知識の幅を広げた。

海外での学びを通して、自分のなかにある日本人らしい感性にも気づかされ、繊細な和の趣と洋の優雅さが調和する、エレガントで品格あるデザインスタイルを得意とする。現在は、お客様との対話からデザインを導き出すプロセスを大切に、唯一無二の空間を創り出す提案を実践している。

VIA:審美眼、誠実さ、創造性、向学心、愛情

 

二級建築士 (第72837号)
インテリアコーディネーター(130494A)
日本インテリアコーディネーター協会会員
BIID 英国インテリアデザイン協会 正会員
The Interior Design School London,
英国政府機関認定学位Professional Development Diploma 取得