2018インテリアトレンド!
その②アールデコ&アートなワイヤーゴールド
東京はキンモクセイが咲く季節になりました。秋ですね~。私はこの季節がとても好きです。
さて、前回に引き続き、今後のインテリアトレンドは? ということで、ロンドンデザインフェスティバルから独断で分析した4つの傾向から、今回は残り2つについてお伝えしていきます!
トレンド3、どうだ!アールデコ!
昨年まで〇や△などの幾何学がランダムに組み合わさったポストモダニズムがとても流行っていて、
今年も続いてはいるものの、直線や大ぶりなサイズ感、ゴールドなど、まさにアールデコを思わせるスタイルが出てきています。
アールデコは1920-30年代に流行ったゴージャスで勢いのあるスタイル。「どうだ!」というわかりやすいスタイルは今に現れても強いインパクトがあります。しかし、あくまでもハイエンドでありながら、そこまでやる?というくらいのデザインの強さには遊びも感じます。高いクオリティだからこそ表現できる面白さかもしれません。
トレンド4、ワイヤーゴールドワーク
ワイヤー状に細く伸ばしたゴールドが、テーブルの脚、キャビネットの脚、照明など、たくさんのプロダクトに使われているのですが、
その形態がすごいです!
ワイヤーを思うがままに操って、まるでアート作品のようなものもあり、驚いたり感心したり、見ていて本当に面白かったです。
これまでもワイヤーモチーフは流行ってはいましたが、デザインがさらに進化していることを感じる展示でした。このあたり、ぜひ日本に入ってきてほしいです!
※写真がきれいに撮れておらずすみません!
さて、2回にわたりインテリアトレンドについて思うままに書いてみましたが、日本ではインテリアに対するトレンド意識は低いかなと思います。どうでしょうか?
そもそもトレンドってなんでしょうね?
例えばスマホでいうと、今はガラケーよりスマホが圧倒的に主流、つまりトレンドですよね。だから、スマホに向けたサービスやアプリが次々に出てきて、今やその流れがベースとなって、さらに新しいものがうまれ物事が動いていく。
インテリアも同じことが起きています。
私自身インテリアの仕事に就くまで、流行りに対してよく言われるミーハーとかのネガティブなイメージもありました。では今、トレンドは何かといえば、新しい文化、文化史の一番手前にあるもの、と思っています。この時代に生きているなら、せっかくだから享受していきたいものであります。
誰でも興味のあることにはトレンドに敏感ですよね。インテリアも一緒に興味をもっていただけたら嬉しいです。