スカイラウンジ[事例紹介]
マンション共用ラウンジの改装事例です。
お住まいの方のみ利用できる高層階のラウンジスペース。
竣工から十数年が経ち、内装や家具が傷んできたため、全面的な改装をおこないました。
プランニング
建物内にはいくつかの共用スペースが設けられており、全体としてモダンで重厚感のあるインテリアでした。十数年が経ち、デザインも経年を感じるものになっており、新装ラウンジは、既存との調和を保ちつつも、新しさを楽しんでいただける空間を目指しました。
壁は織物でできた上質なクロスでしたが、経年による変色もあり、暗いという声が多くあがっていました。新しい壁紙は、明るさと今のトレンド感のあるものを選定。
家具は様々な方が利用して、だいぶ傷んでいました。そこで、椅子は新調しましたが、ソファやその他家具はできるだけ既存のもの使って、補修や張地替え、再塗装を施し、大きくイメージチェンジしました。
アクセントカラーとしたオレンジ・赤・紫は、共用スペースにあったアートから抽出した配色で、既存空間と色で繋がりをもたせています。
ソファは今も販売されているB&BイタリアのArne。ウレタンの補充や張地替えをおこない、すっかり新しくなって戻ってきました。よい家具はぜひ補修して長く使いたいものです。
ソファやチェアの張地は、ほとんどの汚れは水で落とせるという、機能性抜群の生地を使っています。見た目にはエレガントで肌触りもよく優秀です。
新調した椅子は、AD CORE DEVISEで選定。張地やサイズなど、細かなカスタマイズに対応いただけてデザイナーにはとっても有難いです。直線的なデザインが、和をミックスした空間にぴったりでした。
折り上げ天井には日本の伝統文様、三枡文様。スペインVIBIA社のペンダントライトとのマッチング。