ロンドンデザインフェスティバル2018、開催!

2003年から始まり、毎年9月にロンドン市内でおこなわれるデザインフェスティバルが、今年も9月15日~23日に開かれました。例年スケジュールがあわず行ってみたかったイベントに、今年やっと行くことができました!

今年のテーマは、 Celebrate and promote London as the design capital of the world

ということで、テーマにふさわしく、今年も街を挙げてのビックイベントとなりました!

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ハブ会場は今年で10年目となるヴィクトリア&アルバートミュージアム(V&A)。ルネサンス様式の美しい建物には、美術、工芸、デザインなど装飾美術に関する400万点ものコレクションを所蔵しており、普段からなんと無料で公開しています。

designfes_V&A03V&Aで企画されたランドマークプロジェクト。

再使用できる積層木材(CLT)パネルによって作られた箱がいくつも組み合わさり、内部が迷路のようになっています。大人も子供も遊びながら、ときおり立ち止まって、このインスタレーションのテーマであるサスティナブルについての説明書きを読んでいました。

この他主要4か所にランドマークプロジェクトが企画されました。

市内5箇所の展示会場ではトレードショーが、そしてデザイン事務所やショップなどが地区ごとでインスタレーションやイベントをおこなうデザインディストリクトは、毎年増え続けて、今年は11地区に。

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こちらはBROMPTONデザインディストリクトの一つ、インテリアショップMINT。

テーマは「TRANS-FORM」

素材が形を変えてあらたなものに生まれ変わるというテーマのもと、デザイナーたちの発想力であらたな価値に変換され、どのプロダクトもアーティステック!

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加えて、昨年から始まった通り単位でのデザインルートは今年は4ルートになり、一般の方々も一緒になって、まさに街じゅうデザインのお祭り。

そして世界各地からはたくさんのトレーダー、建築家、アーティストなどが集まります。昨年は75か国から45万人という記録的な来場者数となりましたが、今年の来場者数は・・・まもなく発表されるプレスリリースが気になるところ。

さて、このフェスでの私の目的は、

一つは新しいものを見ること。日々見聞を広め、アイディアストックを増やすことがこの仕事には欠かせないのです。

もう一つは、トレンドをつかむこと。トレンドはインテリア市場を大きく動かしていきます。だからその動きを抑えておくことは欠かせないのです。

では、自分なりに分析したインテリアの傾向を次回以降アップしています!

身近な日本のインテリアショップも今後じわじわとこのトレンドが少なからず影響すること間違いなし。どうぞ遠い話と思わずにトレンドチェックの参考にしていただけたら幸いです。