+リラックス、新しいオフィス空間デザイン
今夏からオフィス改装プロジェクトが進行しています。
東京港区で約500㎡のワンフロアを全面改装、
私は内装・家具・配色計画の提案や選定に関わらせていただいています。
長引くコロナ禍で、クライアント企業様は出社率100を前提としないワークスタイルへ移行、
オフィスの使い方を見直し、新しいワークスペースをつくっていきます。
個人邸インテリアデザインを主としている私ですが、
今回はクライアント企業様の、住まい感のある空間にしたい
という意向でお話をいただきました。
具体的には
これまでのオフィススペースを縮小するかわりに
執務だけではない、オンとオフを繋ぐような場をつくる計画です。
オンとオフを切り替えるのがこれまでとしたら、
その境界があいまい、または共存という、新たなかたちが出てきている
昨年来のコロナ禍、インテリアも確実に変わってきました。
おしゃれなオフィス、オープンなオフィスの需要はコロナ前からありましたが
+リラックス、自然、ホーム感
欧州トレンドもそうですが、このあたりが今キーワードになっています。
こちらはオランダのとあるオフィスから
穏やかさ、みずみずしさ、住まいのような心地よさ、
今、上質と考えられる価値のひとつにこれらがあると思います。
クライアント様から考えをお聞きして
こんな場所で私も仕事ができたらいいなと、ワクワク。
場所が、仕事したいな、もしくは、こういう会社いいなと
気持ちが上向くきっかけになる
働くことも人生時間の一部とみると、とっても大事なことですね。
というより、クライアント企業様いい会社だなぁ。
社員の皆さんのモチベーションが上がるように、
今求められる、心地よい場所を考えていきたい。
来年3月の完成へ向けて、しばらくあれやこれや考える日が続きます。