S様邸納品、その後。

先日、納品から一月ほど経ったS様のお宅にお伺いしてきました。

S様とは、半年ほどかけて計4回の打合せとメールでのやりとりを重ねて、暮らし方やお好みのイメージが少しずつプランになっていきました。

ただ、プランはまだ形のない計画案。インテリアを納めて、その後お客様がどのようにお使いいただき、どのように感じておられるのかを、お会いして伺うのは正直緊張します。

さて到着し、S様ご夫妻が玄関先で出迎えてくださった瞬間に、ほっとしました。

幸せそうな笑顔。

うまく表現できないのですが、住まいはやはり基盤で、その様子は表情や姿に表れてくるように感じます。こちらもふわっと華やぐような気持ちになりました。

インテリアについては大変ご満足いただいて喜んでくださっており、色々とご用意くださった美味しいお菓子とともに、しばし、ではなく3時間も長居しまして、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

納品後は奥様がまずお一人でご覧になられたそうで、嬉しくて思わず泣いてしまったとのこと。

そんな瞬間を感じていただけて本当によかった!!こちらこそ、嬉しいです!!

そしてインテリアコーディネートの感想について伺うと、

「まずは何を選んでよいかまったくわからない中で、菅原さんがこのあたりがお好みではと勧める。で、あれもこれもとわからなくなると、コレというのを持ってきてくれる。どうしてわかるのかしら??それが私たちにはとてもよかった。」と

お好みを理解し的確にお勧めする、

お客様のお好みは十人十色で、なおかつ具体化していないことがほとんど。それにどれだけこたえられるかが、インテリアコーディネーターのまさにテーマだと思います。いただいた感想がすべてではないですが、本当に嬉しく思います。

ただ、「コレ」を選ぶまでの過程は、結構必死でして・・・。目から耳から入ってくる、あらゆるお客様の情報を分析して、事前にある程度見定めておくこともありますし、打合せのなかで違うと思えば変えることもあります。「どうしてわかるのかしら??」におこたえするなら、「ひたすら見てます」でしょうか(笑)

良いことも悪いことも含め、お言葉をいただけることはとても貴重で、自分が次に繋がっていく大切な機会です。本当にありがとうございました。

お礼のお菓子

お礼にお菓子をいただきました。お心遣いを感じるメッセージとともに有難く賞味させていただきました。